輪講の話
まぁ、修士にもなると輪講なるものがある訳で、去年まではM1は免除だったんだけど、今年の後期からなぜかM1もやらないといけない事になり、ちまちまやってる訳です。
で、選んだ論文がコレ
Total Synthesis and Stereochemical Assignment of (−)-Ushikulide A
選定基準
- JACS or Angew or Nature or Science
- 全合成
- Article or Fullpaper
- 有名人
で、全部の選定基準に全部ハマったのが上述の論文だった訳です。
1/3ぐらい読んだけど、ヤバい。
ホントに全合成の教科書のような論文。
ありとあらゆる立体制御を駆使してるし、鍵反応は鍵反応で譲らない部分もあるし。
まぁ、google:Ushikulideでググるといろんな合成屋さんがこの論文とその前に出てるCommunicationについては書いてるっぽいので、そういうのを見てるとまぁ外れではなかったなぁと思う。
ただまぁ、リファレンスが恐ろしい量あったり、大変だけど。
来週中には一通り読んで、その後は類縁体の合成を軽く追っかけて、最後に細部を詰めたい次第。